5月上席住吉踊りありがとうございました。

遅くなりましたが、5月1日から10日まで新宿末広亭昼の部、ご来場誠にありがとうございました。

この御礼をどこかで言いたくてムズムズしていたので、“ブログ”と称してこちらにダラダラと失礼します。


2019年以来4年振りの興行でした。

師匠助六の高座後、大喜利として出演者一同で住吉踊り。

メンバーは
師匠助六、寿代師匠、伸治師匠、紅先生、とん馬師匠、まねき猫先生、小助六兄さん、小すみさん、遊かりさん、弁橋さん、花金さん、音助

お囃子は、尚美姉さん、恵子姉さん、舞子姉さん、前座さんも毎日楽屋でがんばってくれておりました。

今回は10日間のうち体調不良の為、急遽休演される出演者がつづいて出てしまい、住吉踊りもどうなるかと思われたお客様も多かったと思います。

なにしろ、普段住吉踊りをお稽古していただいている寿代師匠、そして師匠の休演。

「自分がしっかりしなければ!」
「全力で穴を埋めるんだ!」

と思ったか、思わないかは別として、

番頭の小助六兄さんを中心に、我々若手も奮闘したのは確かであります。

伸治師匠の笑い、紅先生からのアドバイス、とん馬師匠の和み、そして代演してくださった小文治師匠、高座でも楽屋でも大先輩方の心強かったことといったらありません。


踊りも毎日それぞれパートが変わり、緊張と楽しさが良い加減で相まっておりました。

日替わりのパートをすべて決め、それ以外にも様々な差配をしてくださったのが、番頭の小助六兄さん。本当にお疲れ様でした‼︎

ゴールデンウィークでしたので、寄席自体初めてというお客様も大勢いらっしゃったと思いますし、10日間のうち、何日もお越しくださったお客様もいらっしゃり、毎日違う踊りができて充実感もひとしおです。
誠にありがとうございました!


ここで、今回の踊りの曲とパート分けを

伊勢音頭

桃太郎
パート1・2・3

奴さん
姉さん

深川
チョキ・駕籠・坊さま

かっぽれ
ピン・相惚れ・所作立て(傘と刀)・総踊り

以上、都合30分ございました。

住吉踊り、ほかにも色々な踊りがあります。
またいつかお客様の前で踊ることを意識して、お稽古に励みます。


ここまで本当にダラダラと綴って参りましたので、最後に写真を数枚。


初日の住吉踊り後、高座にて。
写真は小助六兄さんからいただきました。
遊かりさんはこの日お休みでしたので、写っておらず。
3日目は私がお休みいただいたので、全員の集合写真がないことに気付きました・・・

初日の「かっぽれ」から『所作立て』。
まねき猫先生の刀と、私の傘。
撮影は小右治さん。
自分が思った以上に高く跳んでいたのです。

それにしても小右治さんの撮るタイミング絶妙です。


ちなみに、写真でお分かりの通り、高座の背景がいつもと違い、落語芸術協会の後ろ幕になっております。
これは夜の部に新真打披露興行があるため。

昼の部と夜の部の入れ替わりで、新真打の兄さん方に毎日会えたのも嬉しかったこと。
前座期間を共にして色々教わって、お世話になっている兄さんたちの真打披露は嬉しいし感慨深く特別ですね。
翔丸師匠、吉好師匠、明楽師匠のお披露目は新宿から浅草演芸ホールへと続いております。
私も浅草へお手伝いに伺うつもりです!



5月上席大変賑やかな興行でした。
ご来場いただいた皆さま、気にかけてくださった皆さま、誠にありがとうございました。

またどうぞ寄席へお出かけいただけたら嬉しいです。

良いものをお見せできるように、落語も踊りも日々お稽古して参ります。


これを機に“ブログ”また更新するやもしれません。
末永くよろしくお願い申し上げます。

雷門音助

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